日々における真空報告官の御動静をお伝えします
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神田光画部 いよいよ奥多摩湖ロープウェイに”潜入”
  早くも今年4回目の神田光画部。良識ある大人としてはなかなかの実施達成率。

 今回は車両遠征シリーズ第二段。取り急ぎ「奥多摩がいいんじゃないか」みたいな話をしておいて朝7:30に綾瀬集結。7:30に綾瀬にいるには少なくとも6:30起床のタイムラインでなければ間に合わないが前日、飲んでいたので眠い眠い・・・。6:30起床なんて大学受験以来だ。

 綾瀬から車に揺られること約3時間。目指すは「とりあえず奥多摩湖」。みるみるうちに都会から山の景色に変わります。奥多摩湖は寒々とした観光地、といった面影。特に「ここが観光中心スポットです!」みたいな場所はないみたい。

 奥多摩を撮影地に策定した背景には、以前、一時行きたかった「ロープウェイ廃墟」と「廃村集落」があることを知っていたからでした。二つとも、その確たる場所の存在は把握してませんでしたが、それくらい荒廃しているなら、他の場所もきっとそんなテンションに違いない・・・という想像からです。

 実際に行ってみると確かに古い民家の街並み? 村並み?? 的景色を目にするのですが何しろ道が上下一斜線づつ、しかも狭いので、途中で車を駐車することもできずに進むのが精一杯の上京が続いていました。



 そして奥多摩湖周辺の駐車スペースで錆びた鉄塔を何気なくみそめて車両を停止し、鉄塔の上を見上げればワイヤーが。そしてそのワイヤーを辿った先にはなんと、あの有名な奥多摩湖ロープウェイが!!! というのが事の起こりです。

 ノンビリとした気分から一瞬にして「激写」モードに切り替わった我々はまず、あの、山の上の駅舎まで辿りつかないといけない。周囲の様子を伺い、まずは山登り・・・と思いきや、途中で道はなくなり滑りやすい急勾配の土の斜面に阻まれて先に進むころができません。スパイクの無いシューズではとても上に上がることはできず、地団駄を踏んでいると今度は我々が上っている斜面の横道にパトカーが出現。これはヤバいです。まさか今日は廃墟撮影を本当にやるとは思わなかったのでビビットなブルーの上着とワインレッドのパンツのいでたちですから冬の山の色に馴染むわけもなく、すぐ見つかります・・・。

 取り急ぎ斜面をできるだけ降りて身を潜め、しばらくしてから他のモノを撮っていたのですが、撮影装備を変更して車から戻ってきた部員から聞けば車のそばに引き続きパトカーは待機していて「撮影できたか否か」をきかれたらしいです。顛末は書くと影響する可能性があるので、書きませんがそういうリスクもある、ということです。

 とにかく、パトカーをやり過ごし再度チャレンジをかけましたがやはり装備不足で山へのアプローチは断念せざるを得ませんでした。結果は赤土まみれのオッサン二人です。

 しかし、ロープウェイは二点を結んでいるわけで、A駅がダメならB駅に行けばよいわけです。鉄塔に張られたワイヤーを目で追い、カーナビで確認をして再度アプローチです。

今度は道も進入禁止ではありますが舗装された道路。しばらく上がると目の前に、ネットでよくみかけた「かわの駅」です。



 まさしく憧れていた秘境を見つけた冒険者の気分です。さて、進入路、退路を確認して潜入です。



 そう、まさしくこの絵です。念願の「くもとり号」が目の前にあります。ネットで頻繁にUPされているのでもはや画像のデータとしては珍しいものではありませんが、ここは「現場に身を置いてみる」、という行為に意義がある感じです。もはやここでは写真を撮ることは「データとしての補完作業」という二次的な作業でしかない事を悟りました。しかし、部活としての仕事もしなくてはなりません。担いできたM5にLズマリット50/f1.5と今日が実践投入初日のNEX-5で撮影です。

 奥多摩ロープウェイは昭和37年(1962)に開業した奥多摩湖(実際は人造湖、つまりダムです)を渡している路線で運営はわずかに4年。あとはそのまま放置され、運営していた奥多摩湖観光株式会社の所在もわからなく、現在も有名廃墟として奥多摩に君臨しています。



 1時間程撮影を行いましたがまさしく雰囲気に飲み込まれた時間であり、その場で開業時の景色を思い描きLinkさせる想像の場としてもとても興味深い場所でもありました。

 撮影後、そばの侘びさびの美しいコントラストを保つレストランで食事をしていると中年の女性店員に「撮影行ってきたんですか?」と聞かれ、まさしくこのレストランの現在の利益存続はもしかすると奥多摩湖ロープウェイ巡礼者が大きく影響しているのではないか? と思えるものでした。お話を伺ったところ、やはりロープウェイの運営期間は束の間で短く、運行当時はその女性もロープウェイには乗ったことがある、とのことでした。

 今日デビューのNEX-5についてはとても取り回しの効く便利なカメラだと思いました。気軽さ、という意味ではオススメです。セットレンズの18-55mmレンズでの撮影でしたが本格的に展開するにはもうちょっと本格的な望遠サイクルをもったレンズが欲しいな、とも思いました。

 早起きでしたが、色々と楽しい1日でした。

■参考資料:奥多摩湖ロープウェイWEBサイト
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